石川よしひろ これからの取組み

①医療・福祉政策の充実

医療福祉政策は大きな変革が求められています。少子高齢化や虐待など 深刻化する社会問題にも対応できるように、介護予防・医療連携などに新たな保健福祉政策が進められています。しかし、変革に取り残される人も多く誰もが健康で安心して暮らすには、必要な人に必要な医療・福祉を施すことが大事です。求められる医療福祉政策を充実させていきます。

②歴史・文化センターの設立

都心より少し離れる下町は都心へのアクセスが至便で、2015年の『国勢調査』に基づくと、蔵前、浅草橋など人口が増え、同時に入谷や鶯谷など人口増加の傾向が広がっています。このため新しい住人の流入が続いていますが、地域への不理解が町会活動・祭礼などに大きな影響を与えてきています。台東区は多くの文化財・芸術品・歴史資料を所有しています。これらを利用して、新たな住人や子供たちに台東区を理解してもらうため、地域交流、勉強の場としての歴史・文化のセンターの設立を求めていきます。

③新たな産業の育成

新型コロナウイルス感染症の拡大により急速なデジタル化が進んでいます。社会全体においてもIT(情報技術)を利用しAI やロボットなどの自動化技術が活用された産業構造そのものが大きく変化していくことが予想されています。デジタル化は全ての産業の根幹となり。地方創生、少子高齢化などの課題もデジタル化無しには、解決出来ないと考えられています。未来の台東区のため新たな産業として多くのデジタル関連産業を育てていきます。

④雷門前の広場化・隅田川の利用

江戸時代には多くの参拝者を集める寺社門前・橋の袂に「火徐明地」として「広小路」が作られ商品の取引や大道芸や芸能興行が行われていました。近年、商業地ではいかに人を呼び込み滞在させるかが重要となっています。それに伴い、イベントを開催するための、空間自体が集客の効果を持つ空間や休憩スペースの充実が求められています。浅草には江戸時代にも雷門前にこの様な「パブリック・スペース」がありました。浅草に更なる賑わいを作るため広場化を提案します。